CT/VTの銘板の読み方:重要な項目と代表的な誤り
CTおよびVTの銘板には、計測および保護システムとの適合性を確認するために必要な情報が記載されています。現場立ち上げ(コミッショニング)時に生じる多くの問題は、設置されたCT/VTの銘板記載内容と設計書における想定が一致していないことに起因しています。
本ガイドでは、銘板に記載される代表的な項目および回避すべき典型的なミスを重点的に解説します。
CT銘板:主要な記載項目
- 割合: 一次電流/二次電流(複数タップ比対応の場合、該当するタップ選択肢も含む)
- 二次定格: 1Aまたは5A(または指定された出力形式)
- 精度クラス: 計測用クラスまたは保護用クラス
- burdens(負担): 二次回路の定格VA値
- 端子および極性: P1/P2およびS1/S2の表示
- 絶縁レベル: 該当する場合の耐電圧およびインパルス耐圧値
VT銘板:主要項目
- 一次電圧クラス: 系統定格および絶縁レベル
- 二次電圧: 計器/リレーが要求するもの
- 精度クラス: 計測用と保護用の要件の違い
- burdens(負担): 定格VAおよび該当する場合の二次巻線数
- 端子表示: 正しい位相および配線のため
一般的な間違い
- 誤った変流比が設置されています: 計器およびリレーにおけるスケーリング誤差を引き起こします。
- 負荷不適合: 配線および機器の負荷が定格を超過し、精度が劣化します。
- 保護用と計測用クラスの混同: リレー方式に不適切なCTタイプが使用されています。
- 極性誤り: 方向性および差動保護に関する問題を引き起こします。
据付時のヒント
通電前に、CT/VTの銘板データを記録し、以下のものと照合してください。
- 設計単線結線図
- リレー設定およびスケーリング
- 計測器のスケーリングおよび報告システムの設定
内部リンク
CT製品: 変流器 .
VT製品: 電圧トランスフォーマー .
結論
CT/VTの銘板情報を正しく読み取ることで、最も一般的な計測および保護に関する問題を未然に防ぐことができます。通電前に、変流比、クラス、負荷(バーデン)、極性を確認し、システムのスケーリングおよびリレー設定を実際の設置機器と一致させます。
画像提案
- 画像: https://www.enweielectric.com/products/current-transformers
- ALT: 「変流比、クラス、負荷(バーデン)に関するCT銘板項目」
- 画像: https://www.enweielectric.com/products/voltage-transformers
- ALT: 「電圧変比および精度クラスに関するVT銘板項目」